大将からひとこと

第三十回:若い時の苦労は買ってでもせよ

若い頃の苦労は自分を鍛え、必ず成長に繋がる。

苦労を経験せず楽に立ちまわれば、将来自分の為にはならない意味。

 

私の人生、生まれて今日まで苦労をして来たとはまったく感じていませんが、人生浮き沈みはあるもので、田舎から伊丹に来た小学生時代と母からの置き手紙からの20才前後は苦労と言うより辛かった記憶が思いおこされます。

なぜ・どうして何にも悪い事もしていないのにと一人悩み苦しんでいる自分に…自分が弱いからこうなるんだ、強くなるんだ、すべてに強くなるんだと心で叫び自身に問いかけていました。

口下手で引き込み思案で内気な幼少の頃から、少しずつですが性格が変化して行く自分を感じるようになりました。

両親・おばあさんから良く言われた言葉に「戦争に行く事にくらべれば、何事も楽な事です。“西郷どん”のように世の為・人の為、我を忘れて働きなさい」と敬天愛人の教えです。

敬天愛人(けいてんあいじん)とは天を敬い(うやまい)広い人間愛や万人へ慈愛などを表します。

両親は西郷隆盛の教えを言っていたのですね。

齢を重ねるつど不思議に昔の事が走馬灯の様に想い出し、現在の事は3歩あるけば忘れてしまうのに(笑) 何十年前の出来事が今のように感じる日々です。

 

今こそ廻の方々と協力して未来の美しい日本を創るには手と手を結び心の輪をつなげ昭和の敗戦後のように七転び八起きで

 

…つづく

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