大将からひとこと

第三十七回:台風

今年は例年より台風の日本への上陸が多く、東から西へ進む異例の台風、猛烈に勢いが強く関西空港などタンカーの連絡橋への衝突・強風・高潮の被害で浸水など衝撃的なマスコミの映像を見て大きなショックを受けました。

 

大阪北部地震・北海道の地震・西日本豪雨など天災の多い年となり被害を合われた方々にご冥福とお見舞いを心より申し上げます。合掌

 

 

地震・台風・豪雨と都市部の交通網の脆さ暴露されました。
新幹線・在来線の運休、倒木による被害・通勤難民・トラック・車の倒車など自然の力には人間の能力など力が及ばず無能さをヒシヒシと感じています。

そして防災の大切さ、自分の身は自分で守る防災グッズの必要性、防災教育の重要性、早め早めの避難など、学びの大切性感じております。

 

私は鹿児島の離島(種子島)で生まれ10才迄住んで居ましたが、ご存じの通り、台風銀座と言われるぐらい台風の多い地域で育ち、父・母・祖父・祖母の大変さを常に見て来ました。この播磨地域とは違い、一度台風が来ると前後2~3日間は台風に備え、牛・馬・豚・ニワトリなどの家畜の世話・田の米・畑のさとうきび・さつまいもなど管理と家族全員総出で強風の中、家の廻り・田畑の点検・鳥小屋・豚屋の板べり、牛・馬は家の土間に2~3日共同生活です。

米は倒れ水につかれば商品価値はゼロ、さとうきびは倒れても価値は半値の上大変は農作業です。被害の無い年はほとんどないぐらいですね。

 

夜空を見上げると台風の目の中星空がすっきりと美しく輝いている一瞬!
10分も過ぎれば暴風雨に…。

 

今よくよく考えれば経済的に家族十数名が生活して行くには環境としては余り良くは無い地域でした。親の決断で伊丹から加古川へと!この地で生かされている事に感謝日々です。「日々是好日」

 

 

体が元気で働けるかぎり「一生現役」で働かせて頂きます… つづく

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