大将からひとこと

第二回:幼少時代2

南の島と言えば、美しい海と空と台風。

海と空は自然のままで今では釣りの有名な島ですが、
私の幼少のころはロケットの発射地と鉄砲伝来地としか
知られないのんびりとした島でした。

私も小さい頃から口数の少ない大人しい性格で、
父には大きくなったら農業を手伝うねとよく言っていたようです。
私はあまり記憶がないのですが、末子で甘えん坊で親から見ると
かわいらしかったようですね!!

島は秋になるとやわり台風銀座と呼ばれる程、
2〜3月で4〜5回、多い時では7〜8回と、
播州とは違い1度台風が来ると2〜3日外に出れない状況で、
雨・風のすごさは表現出来るものではありません。
幼心に通り過ぎるのを待つだけでした。

でも家族の温かさを感じる時でもあり、
外の厳しさとは別に家畜とともに家族の語らい、
牛・馬への愛情を感じられる人間としてのひとときでもありましたが、
台風が過ぎると現実の世界はさんざんなもので稲は倒れ、
さとうきびも倒れ、すべてが無惨なもので、
両親が大変な思いで私達を育ててきたことを小さいながらでも感じていました。

そしてある日、この生活が終わり、都会に出ることに。

私の生活と性格と人生が変わっていくことに幼い私でも将来の不安が…


・・・つづく

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