大将からひとこと

第四回:辛抱

「世の為、人の為に働く」「人の出来ない事をする」「何事も辛抱が大事」と
私の両親は幼い私に何度となく聞かせていました。

両親は朝早くから夜遅くまで子供の為に一生懸命働いていました。

心配をかけたくないと中学を卒業したら働いて楽にしてあげよう。
先生にも相談することはなく、辛抱の日々でした。

自分が弱いからいじめられるんだ。早く大きくなろう、強い男になろうと思っていました。

この時代のテレビやマンガは、「巨人の星」や「柔道一直線」などの根性物がほとんどで、
体の小さい自分でも鍛えれば強くなれると思い、鉄アレイや鉄下駄などを買ってもらい
学校から帰ったら鍛えていました。

そのおかげで筋肉はついたのですが身長は伸びず、
成長期にも関わらず160cmもありませんでした(笑)

徐々にいじめも少なくなり中学へ上がり、
強くなるために野球部に入部しました。
170~180cmの新入部員の中でやはり自分は一番小さく、
遠投も50mぐらいしか投げられず声を出すだけの野球生活が
始まりました


・・・つづく

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